お料理作りで身につく語彙力、判断力、読解力
レシピは、お料理を作るための
設計図のようなものです。
食材を揃えるのはもちろんですが
作り方を見て必要な調理器具を読み取ったり
どういう手順で作業を進めるか段取りを考えたりします。
私も仕事柄、いろいろなレシピを見ながら
お料理作りをしていますが
なかなか頭を使います。
青空キッチンのレシピは
子どもが作るからといって
わざと簡単な表現にしたりしてはいません。
「撹拌」「沸騰直前」「湯煎にかける」
もちろん、ふりがなは振ってありますが
大人が使うレシピと同じ言い回しが出てきます。
青空キッチンに通って1年半。
年長さんのKくんも
「醤油 大さじ1 砂糖 小さじ1…」
材料を自分で確認して
何の調味料がどれくらい必要か
計るためにはどの道具を使ったらいいか
判断ができるようになってきました^_^
高学年クラスになると、一度のレッスンで
2~3品作るのでもっと複雑です。
今日は、分量の計算、作る手順、役割分担
全て本人たちにおまかせしてみました。
お水の分量が一人大さじ1杯だったので
全員分で大さじ4杯計るシーンがあったのですが
『大さじ4なら、計量カップで60cc計った方が早くない?』
※大さじ1は15ccです。
その場で瞬時に思いついて
みんなに提案してくれた
小学5年生のMちゃん、お見事でした✨
今日のメニューは「きつねそば」と「鶏のおろし煮」でした♪
例えば、こんなレシピがあったとします。
①キャベツは一口大にちぎる。
②豚肉は5cm幅に切る。
③フライパンに油を熱し①と②を炒める。
①って何だろう?→ちぎったキャベツだ
じゃあ、②は?→切った豚肉か!
つまり、フライパンでキャベツと豚肉を炒めれば良いんだな!
これはいたってシンプルな例ですが
レシピに沿って作業を進めることで
文章を読み解く力が身に付くんです。
来年度から小学校では
プログラミングが必修科目になりますが
プログラミングで身に付くとされている
論理的思考力も
お料理作りから学ぶことができてしまうんです。
しかも、食育しながら&楽しみながら♡
子どもたちの成長していく様子を見て
あらためてそんな風に感じました(^^)
青空キッチンでは、
楽しく調理体験を重ねながら
知っておいてほしい食の知識やマナーを身につけ
健康な体づくりの礎を築きます
青空キッチン武蔵浦和校
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