子どもの好き嫌い/トマトの苦手を克服するには?
子どもの食育スクール
武蔵浦和校で初登場のメニューです♪
トマトつけめん (写真:日本キッズ食育協会)
トマト好きさんたちは「やったー!」
一方、トマト苦手さんは
壁に貼られたメニュー写真を見た時点で
「はぁーー…」
ちょっと気が重たそう。
青空キッチンは通学制の習い事ですから
好きなメニューだけを選ぶことはできません。
苦手な食材が出てくることもあるけれど
自分で料理をすることで
少しでも親しみを持ってもらえたり
お友だちと一緒に挑戦することで
ほんの一欠片でも食べることができたり
そうやって
小さな成功体験を積み重ねていき
自信をつけることを目的としています^^
何を隠そう、私もトマトが苦手でした。
酸っぱさと、独特の青臭いかんじと
(昔のトマトは、今みたいに甘くなかったのです)
中のぐちゅぐちゅしている部分の食感。
でも、ケチャップや
トマトソースは食べられました。
生のトマトは苦手でも
加熱すれば普通に食べられるケースもあるんです。
だからトマトが苦手な子には
『〇〇くんがお料理したら
きっとおいしく変身するよ』
とプラスの声かけをしてレッスンスタートです。
こちらは、トマト大好きさんたち♡
ひと口大に切っていきます。
この時、小さく切れば
頑張って食べられそうなら
細かく切ってもらって大丈夫。
本人が納得する大きさっていうことが、大事。
お鍋でグツグツしていくと
トマトは自然と形が崩れて小さくなっていきます。
お味見の時には、ほんのひとかけら
小さなトマトを一緒に器によそいました。
大人から見たら「そんなちょっと!?」
と思うような量です。
でも、もしトマトが苦手なお子さんが
そのひとかけらを食べることができたら
たくさん褒めてあげて下さい。
トマトを口に入れることができなくても
スープだけでも飲むことができたら
思いっきり喜んであげて下さい。
味覚は後天的なものですから
経験を繰り返すことで成長します。
トマトを食べた時に
良いイメージが記憶として残れば
苦手克服への道もグッと近くなるはずです。
ちなみに、私が食べた感想は
味はバツグンに美味しいのですが
トマトの皮が気になる子が
いるかもしれないな。
タネの周りのぷるぷるが見えてしまうと
敬遠する子がいるかも…
皮が口に残る感じが苦手なら
前もって湯むきをしたり
タネの部分はスプーンで取り除いたり
できる工夫はいろいろとあります!
それから、周りの大人の人たちに
お願いしたいことが一つ
『〇〇はトマトが嫌いだから〜』
このセリフは子どもさんの前で
決して言わないようにして欲しいです。
子どもさんが特に小さいうちは
身近な大人、パパママの言葉は
影響力が大きいですから
『ぼくはトマトが嫌いなんだ』と
思い込みを与えてしまう可能性があります。
以上、トマトがちょっと苦手な
みゆき先生からのお願いとアドバイスでした★
青空キッチンでは、
楽しく調理体験を重ねながら
知っておいてほしい食の知識やマナーを身につけ
健康な体づくりの礎を築きます
青空キッチン武蔵浦和校
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